2020年6月16日火曜日

広域交換・交易

山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)学習 29

「第四章 人口の増加と社会の安定化・社会複雑化の進展 前期・中期(Ⅲ期)」の「4 広域交換・交易の発達」を学習します。

1 大型のハマ貝塚の出現
・集落貝塚、ムラ貝塚とは別に中期になるとハマ貝塚が出現。
・ハマ貝塚…東京都中里貝塚(中期主体)、伊皿子貝塚(後期)、愛知県水神貝塚(晩期)
・中里貝塚…1000m×40m、マガキ・ハマグリのみ、年間2シーズンの採貝活動の繰り返し。加工して交易につかった。

中里貝塚の貝層
山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)から引用

中里貝塚の位置 地理院地図3Dモデル
土地条件図+一般地図、垂直倍率×9.9

2 海を越える黒曜石・南海産貝の交易
・神津島黒曜石…伊豆半島東海岸見高段間遺跡が陸揚げ場で各地への搬出場

神津島と見高段間遺跡の位置 地理院地図3Dモデル
写真、垂直倍率×9.9

・八丈島倉輪遺跡…オオツタノハ

3 さまざまなネットワークの発達
・複数の集落がお互いに補完しあいながら一定地域内の集落群全体として生業や生産活動をまとめていく経済のあり方、社会の紐帯を生み出していた。

4 感想
・中里貝塚、見高段間遺跡、オオツタノハに関して資料を入手してその概要を学習することにします。
・房総には中里貝塚のような交易に徹したハマ貝塚がなぜないのかその理由が知りたくなります。海岸背後に多くの集落を抱える武蔵野台地・丘陵山地と、限定された集落を抱える下総台地という地勢が大きく影響しているのでしょうか?

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