2020年3月11日水曜日

山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習開始

山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)学習 1

1 学習の開始
山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の学習を始めます。

山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)
幸い同著者の類似書学習を既に行っていますので、それらの学習結果も有力な情報源として、縄文時代とか、縄文文化とかの最新基本知識を自分なりに整理獲得したいと思います。
縄文土器学習を縄文社会消長分析学習につなげるための一種の学習基礎工事のスタートです。

参考
以前同著者の「縄文時代 その枠組み・文化・社会をどう捉えるか?」(2017、吉川弘文館)を10記事シリーズで学習しました。

2018.08.04記事「縄文社会をどう考えるべきか
2018.07.30記事「縄文社会の複雑化と民族誌
2018.07.27記事「環状集落にみる社会複雑化
2018.07.20記事「西日本の縄文文化
2018.07.19記事「中部日本の縄文文化
2018.07.15記事「東日本の縄文文化
2018.07.13記事「縄文文化における南の範囲
2018.07.12記事「縄文文化における北の範囲
2018.07.09記事「縄文時代はどのように語られてきたのか
2018.06.17記事「半獣半人

以前同著者の「つくられた縄文時代-日本文化の現像を探る-」(2015、新潮選書)を4記事シリーズで学習しました。

2018.08.24記事「縄文時代の死生観
2018.08.15記事「定住・人口密度・社会複雑化
2018.08.12記事「縄文時代・文化の時空間的範囲
2018.08.09記事「つくられた縄文時代

2 山田康弘著「縄文時代の歴史」(2019、講談社現代新書)の超結論
この図書の「おわりに」に次の文章が書かれています。
「 縄文文化の本質は、繁縟な装飾を持つ土器や特徴的な土偶、現代の美術工芸品にも引けをとらない精製の土器にあるのではない。また、単純に狩猟採集経済という下部構造のみにあるのでもない。その本質は、後氷期における急激な温暖化、そして中期以降の冷涼化を伴いながらも総体的には安定的な気候の中で、日本列島域の各地方・各地域でそれぞれに個性的な環境適応が起こり、それと連動して、自然の資源化とその利用技術の発達が促され、さらにそれと連動して、程度の差こそあれ定着性の高い居住形態、すなわち定住生活の採用とともに、それを支える生業形態・集団構造・精神文化の発達が、そして人を含めた資源交換ネットワークの発達が、現代とは比較にならないほどの少ない人口下で継起・連鎖したという点にこそ求められる。」山田康弘「縄文時代の歴史」(講談社現代新書)から引用

私が学習で得る予定の知識はこの文章の通りで、以下のように要約できます。
各地方・地域で個性的な環境適応が起こり、定住生活が採用され、それを支える生業形態・集団構造・精神文化・資源交換ネットワークが極端に少ない人口下で継起・連鎖した様子を知る。

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